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【ガレージ沼#02】最適サイズの選び方


前回のガレージ沼#01では、カクイチというメーカーの信頼性についてお話しました。
今回はその続きとして、迷いやすい “ガレージのサイズ選び” を、SmartBox目線でわかりやすくまとめました。
愛知県のように敷地条件や車の使い方が多様な地域だからこそ、サイズの選び方を知っておくと本当に後悔しません。
HHD・MINI-HHDを例に、「どのサイズを選べば後悔しないのか?」がサッと理解できる内容なので、ぜひ参考にしてください。

■ はじめに

ガレージ選びでいちばん迷うのが「サイズをどうするか」という問題。
カクイチのガレージは HHD・MINI-HHD など種類が多く、規格も幅広いため、「どれが自分に合うのか?」と悩む人が多いのも当然です。
この記事では、カクイチの代表シリーズも交えながら“今も将来も使いやすい最適サイズ” の選び方をわかりやすく説明します。

カクイチのサイズ感は「HHDシリーズ」が基準

カクイチのガレージの中でも、最も選ばれているのが HHDシリーズ。
車1台用〜2台用までバリエーションが豊富で、「必要な広さ」「駐車しやすさ」「趣味スペースの確保」など、さまざまな用途に対応できる万能モデルです。
ここでは 1台用・2台用それぞれのサイズ感 を、より詳しく解説します。

1. HHD(車1台用)の標準サイズ|まずこれを基準に考える

HHDの1台用は、コンパクト住宅敷地にも相性が良く、最もバランスが良いサイズです。

● 間口(横幅)の目安

約3m〜3.6m
→ 軽自動車〜一般的な普通車はスムーズに収まる幅。
間口が狭すぎると「ドアが開けにくい」「乗り降りでストレス」といった問題が出るため、3.3m前後が使いやすい基準です。

● 奥行き(縦の長さ)の目安

約5.5m〜6m
→ 軽・セダン・ハッチバックなら十分な長さ。
SUVやミニバンなど全長が長い車を使う家庭では、「奥行6m」以上が安心ライン。
後方に荷物を置くスペースも確保でき、日常的に快適です。

● 1台用HHDはこんな人に向いている

◎ 家庭の車1台をしっかり雨風から守りたい
◎ 車+自転車の並行利用をしたい
◎ ガレージ内に“道具置きスペース”が少し欲しい
◎ 庭・駐車場のレイアウトが限られている

2. HHD(車2台用)の標準サイズ|駐車のしやすさが大きく変わる

HHDの2台用は、
2台並列で停められる“快適さ”と“ゆとり”が魅力です。

● 間口(横幅)の目安

約5.5m〜7m
並列2台を停める場合、「1台あたり2.5m」+ゆとり50cm以上 が理想です。
間口を広めに確保すると、
☆ ドアの開閉がしやすい
☆ 車のサイズが変わっても柔軟に対応
☆ 来客時の駐車もしやすい
など、使い勝手が格段に向上します。

● 奥行き(縦の長さ)の目安

約6m前後
奥行5.5mでも入ることはありますが、SUV・ミニバンを考えると、やはり6mは押さえておきたいポイント。
2台用では、前方に作業スペースや収納棚を置きたい人が多いため、奥行が長いほど“使える空間”が広がります。

● 2台用HHDが向いているケース

◎ ファミリーで2台所有している
◎ 来客用スペースを確保したい
◎ ガレージ内で整備・DIYを行いたい
◎ ガレージ内に物置機能をプラスしたい

3. HHDを基準に考えると迷わない理由

ガレージ選びでは、「必要な大きさがわからない…」「思っていたより狭かった!」という失敗が意外と多いもの。
その点、HHDは以下の理由から“基準サイズ”として最適です。
① 車種のサイズをほぼカバー
軽〜大型ミニバンまで、HHDの標準寸法が対応します。
② カスタマイズしやすい
前方に棚を置いたり、横に自転車スペースを作るなど、
“+αの空間”が作りやすい構造。
③ 敷地に合わせた応用がしやすい
間口・奥行きのバリエーションが多く、「敷地が細い」「奥行きが短い」といった住宅にも対応可能。
そのため、“まずはHHDのサイズ感を基準に考える”と、自分の家に合うガレージが見えてきます。

将来の車・バイクの変化も想定しておく

HHDシリーズは構造がしっかりしているため、10年〜20年単位で長く使い続けるガレージです。
だからこそ、今の使い方だけでなく、「数年後、10年後の暮らし」まで見越してサイズを決めることが後悔しないポイント。
ここでは、将来の変化を踏まえて検討しておきたい視点を、3つの見出しで詳しく解説します。

1. 車のサイズ変化|“今の車”を基準にすると失敗しやすい

ガレージ選びで多いのが、“今乗っている車”を前提にサイズを決めてしまうケース。
しかし、10年スパンで見ると、車のサイズは簡単に変わります。

● 乗り換えでよくあるパターン

◎ コンパクトカー → SUVやミニバンに変更
◎ セダン → 全長の長いファミリーカーに
◎ 夫婦それぞれの車 → 1台が大型化
SUVは全長4.7〜5.0m、全幅1.85m前後が一般的。
“いまピッタリ”のガレージだと、次の車が入らなくなるリスクがあります。

▼車の将来を見据えたサイズ選びのコツ

◎ 奥行は 6m以上 を目安に
◎ 間口は 車幅+ゆとり左右50cm を確保
◎ ドアの開閉スペースを広めに見る
ガレージは買い替えできないため、**車より“ガレージに余裕を持たせる”**ほうが失敗しません。

2. バイクの増車・趣味の広がり|“増える前提”で考えておく

バイクは趣味の性質上、**「1台から2台へ」「小型→大型へ」**と増えるパターンが非常に多いです。

● よくある使い方の変化

◎ 最初は通勤用スクーターだけ → 気づいたら趣味の大型バイクを購入
◎ メンテナンスを始めたら工具が増える
◎ 友人を誘うためにスペースを広げたくなる
こうした変化を見込んで、横幅や奥行きに“+30〜50cmの余白”を確保しておくことが重要です。

▼バイクユーザーにおすすめの工夫

♢ 前面に工具棚を置ける奥行6m以上
♢ 側面に通れる通路を作る(メンテ時に便利)
♢ 追加の壁掛け収納スペースを確保
ガレージは「ただ停める場所」から“趣味の基地”へ進化する可能性が高い空間です。

3. 作業スペースの追加|後から「もう少し広くすればよかった」となりやすい

ガレージを使い始めると、多くの人が次のような欲が出てきます。
◎ ちょっとしたDIYがしたい
◎ 子どもの自転車をメンテしたい
◎ 工具を置く棚が欲しい
◎ キャンプ用品をまとめて置きたい
つまり、ガレージは使うほど“用途が広がっていく”空間。

● 作業スペースが足りないと起きる問題

△ 工具を置いたら車がギリギリに
△ 自転車があるとドアが開けづらい
△ 棚を置きたくても奥行が足りない
こうしたストレスを避けるために、最初から“作業スペース分の広さ”を見込むのが鉄則です。

📝【+αコラム】
ガレージは「今ちょうどいい」より「少し余裕」が正解
HHDは20年使えるガレージ。
だからこそ、
☆ 車のサイズが変わる
☆ バイクが増える
☆ 趣味が広がる
☆ 収納量が増える
といった“未来の自分”の変化を見越したサイズ選びが大切です。
今ピッタリより、少し大きめに。
これが、後悔しないガレージ選びの鉄則です。

敷地に置けるかは「サイズ+動線」で判断

カクイチのHHDシリーズは、家を建てた後でも後から設置できるケースが多いガレージです。
しかし、“サイズが入る”=“設置できる”ではありません。
実際には 「サイズ」+「動線」 の2つをセットで考えることがとても重要です。
ここでは、HHDを検討するときに必ずチェックしてほしい3つのポイントを、より詳しく解説します。

1. 境界との距離|最低50cm、理想は1mのゆとりを

HHDを設置する際は、敷地の境界線との距離を必ず確認しましょう。
✅ メンテナンスのために側面に回り込めるか
✅ 雨樋や外壁の汚れ対策ができるか
✅ 風通しを確保できるか(湿気・結露対策)
こうした点を考えると、最低でも50cm、できれば1m程度のゆとりがあると安心です。
本体サイズピッタリで収めようとすると、「あとから塗装や清掃がしづらい」「草が生えても取れない」といった不便が出やすくなります。

2. 車の切り返しスペース|“置けても停めにくい”を避ける

ガレージは、「箱として置けるか」よりも、**「車がスムーズに出し入れできるか」**が重要です。
✅ 車の横幅+左右に50cm〜1mほどの余裕があるか
✅ 前面に2〜3m程度のスペースがあり、切り返しができるか
✅ 玄関アプローチや門柱と干渉しないか
図面上では入っていても、実際に車を動かしてみると「思ったよりハンドルを切る」「毎回ドキドキする」というケースもあります。
“置けるけど停めにくい”状態は、毎日のストレスになるのでNGです。

3. 家の窓や外観とのバランス|圧迫感と景観もチェック

HHDは箱形で高さもあるため、家のすぐ近くに置きすぎると圧迫感が出たり、窓からの景観を損ねたりすることがあります。
チェックしたいポイントは次の通りです。
✅ 採光用の窓の前をふさいでいないか
✅ リビングやダイニングから見える景色に大きく影響しないか
✅ 玄関前やアプローチの“抜け感”を壊していないか
✅ 家の外壁カラーとHHDのカラーがケンカしていないか
HHDは存在感のあるアイテムなので、「どこに置くか」で外構全体の印象が大きく変わります。

📝【+αコラム】
現地でサイズ感を体感すると失敗しにくい
図面だけでは、HHDの“立体としての大きさ”はイメージしづらいもの。
可能であれば、
☆ 実物が見られる展示場に行ってみる
☆ 設置予定場所でサイズをロープなどでマーキングしてみる
☆ スタッフと一緒に駐車動線をシミュレーションしてみる
など、現地で「高さ・奥行き・圧迫感」を体で感じてから決めると安心です。

趣味スペースを作るなら「横幅+90cm」が快適

HHDシリーズは、カクイチのガレージの中でも 内側の“有効寸法”が広く取れる構造が強みです。
そのため、ちょっとした横幅の余裕を確保するだけで、使い勝手が一気に変わります。
ここでは、趣味スペースをつくる際に意識したい“横幅+90cm” の理由を、3つの視点から詳しく解説します。

1. 横に棚を置くためのスペース|奥行45〜60cmが標準

バイク・車・DIY好きの方が必ずと言っていいほど設置するのが、工具棚・スチールラック・収納棚です。
一般的な棚の奥行は、
◎ 45cm(スリムタイプ)
◎ 60cm(しっかり収納タイプ)
のいずれか。

● 45〜60cm必要な理由

☆ 工具箱やパーツケースをしっかり置ける
☆ ヘルメット・オイル・ケミカル類も置きやすい
☆ 車体やバイクの横に置いても干渉しにくい
棚を“横に置けるかどうか”で、ガレージ内の整頓しやすさがまったく変わります。

2. 作業カウンターを置く場合|奥行45〜60cmが最適

趣味スペースとして人気なのが 作業カウンターの設置。
工具整備やDIYはもちろん、ちょっとした細かい作業や収納台にも使える万能エリアです。

● 作業カウンターの奥行の目安

◎ 奥行45cm:軽作業・メンテナンス向け
◎ 奥行60cm:工具を広げる作業にも対応
椅子に座るスペースや、立って作業する動線も考えると、棚と同じく“45〜60cm”は必要なエリアになります。

3. 作業しやすい通路幅|人が立つには「90cm」が理想

棚やカウンターを置くと必要なのが、人が立って作業できるスペース=通路幅。
この通路幅の“快適基準”が 90cm。

● なぜ90cmなのか?

☆ 工具を持ちながらでも動きやすい
☆ 車体横でしゃがんでもぶつかりにくい
☆ バイクの取り回しがしやすい
☆ 整備時にサイドスタンド・車両の位置調整ができる
60cmだと「通れる」、90cmだと「作業できる」。
快適に作業したいなら、“通路”ではなく“作業スペース”として90cmを確保するのが鉄則です。
▼ 結論:車幅+棚(45〜60cm)+通路90cmで快適になる
車やバイクを置くだけではなく、「作業する」「趣味を楽しむ」空間として使いたいなら、車幅+90cm〜1.5mの余裕を意識するとガレージの使い勝手が一気に変わります。
★ 特に「車+バイクを置きたい」場合は必須
車の横にバイクを置く場合、
◎ 車幅
◎ バイク幅(約80〜100cm)
◎ 作業通路(90cm)
◎ 棚やカウンター(45〜60cm)
など、必要要素が増えるため、“横幅にゆとりを持っておく”ことが快適さの決め手。

📝【+αコラム】
♢ たった90cmでガレージは別物になる
♢ 棚や作業台を置くための奥行45〜60cm
♢ 作業がしやすい通路幅90cm
♢ 車+バイクを置くならさらに+α
HHDシリーズは有効寸法が広いので、ちょい足しのスペースが“使えるガレージ”に変えてくれます。

おしゃれに見せるなら「MINI-HHD/HHD×余白」が重要

ガレージが“物置っぽく”見えてしまう原因は、サイズがギリギリで余白がないことが多いです。
カクイチのMINI-HHD・HHDはデザインがシンプルなので、少し余裕のあるサイズを選ぶと一気に「おしゃれガレージ」に見えるのが大きな特徴です。
◎ ガレージ前にゆとりがある
◎ 側面に少しスペースがある
◎ 道路から見たときの見え方が整う
見た目にこだわりたい人は、ここも抑えておきたいポイントです。

サイズアップ=費用アップ。でも後悔しないラインは?

当然ながら、サイズが大きくなるほど本体価格・基礎工事費・外構費が上がります。
ただし、経験的にいちばん多い後悔は、「もう少し広くしておけば良かった…」です。
カクイチのガレージは強度が高く長寿命なので、“長く使う前提” で必要なスペースだけは確保しておくほうが結果的にコスパが良くなります。

総まとめ:最適サイズは「HHD」「MINI-HHD」を軸に選べば失敗しない

最適サイズは、次の3つを押さえれば迷いません。
✅ HHD・MINI-HHDのサイズ感を基準に考える
✅ 今だけでなく「将来の使い方」も想像する
✅ 敷地・動線・趣味スペースとのバランスを確認する
この3つを押さえておけば、後から「狭い…」「使いにくい…」という後悔がなくなります。

そんなカクイチのガレージは、愛知県一宮市の展示場で実際にご覧いただけます。

SmartBoxはカクイチと提携しているため、展示場見学やご相談もワンストップでサポート可能。

そのため、ご見学の際は、
事前に SmartBox へひと声かけていただけるとスムーズです。

SmartBoxへ事前に連絡をいただくメリット
◎ご希望に合わせたモデルを事前にピックアップ
◎見学ルートがスムーズ
◎当日の案内も安心
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「まだ迷っているだけ…」「少し見てみたいだけなんだけど…」「話を聞きながら考えたい」
という方でも、気軽にご連絡いただけます。

どうぞお気軽に
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「どんなサイズが合う?」「費用はどれくらい?」といった疑問も、専門スタッフが丁寧にサポートしてくれるので安心です。

▶︎【参考事例ページ】もチェックして、理想のガレージをイメージしてみましょう!

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